【合格体験記】日商簿記2級|
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【日商簿記2級】

■どんな資格??

まず、会社が営業活動を行う上で売上や経費をあるべき科目にわけて、いくらの利益が出ているのかを把握するのが簿記になります。

一言でいうと、会社の家計簿。

2級で出題されるのは一般的な企業で発生しうる会計処理、+αでメーカー等モノづくりをしている会社での「原価」の考え方を学びます。

一般的な「経理」と呼ばれるビジネスパーソンだと、この資格があればある程度は活躍できるでしょう、という目安にもなる資格でもあります。

■投稿者経歴

・MARCHレベルの大学を卒業(学科は商学部)

※学生時代は会計士を目指しておりました。

・一般企業(上場企業)に勤務し、日常経理から決算対応、有価証券報告書の作成に携わる。

・経理歴は5年目

・簿記2級は2015年11月度合格|

知識_モチベーション

そもそも簿記2級を受けようと思ったきっかけは高校生の時に簿記3級を取ったことがスタートでした。

就職して会社員として働くというのがどういうものか全くわからずとにかく土日に何かしないとと思って学校が提携している会計士養成機関で簿記を学びました。

その後しっかりと経理の道を歩むと決めたため簿記2級を取得することを決めました。

また、ビジネスという単語からお金のことが何もわからずにビジネスなんて語れないだろうと勝手ながら解釈していたことも理由の一つです。

実際にやってみると毎日のお金の取引が仕訳に変換することもできるようになってくるので、世の中のお金に関することがどのように動いていくのかがわかってくるようになるのが楽しくなってきてモチベーションの向上につながります。(最初は、覚えることも多く苦痛かもしれないですが、しばらくの辛抱です。)

知識_ストラテジー

簿記2級は会計学の分野と工業簿記・原価計算の2種類のテストが半々で出題されます。

独学での取得は可能ですが、原価計算の考え方は3級までの取り組み方と全然違うのでできるだけTACさんや大原さんなど専門のところで誰かに教わるのがもっとも効率的です。(予備校に通って真剣に取り組んでそれでも3ヶ月くらいはかかるかと思います)

※正直、人材系ビジネスの会社にお勤めだったりとか業界によって原価計算が全くない会社に就職を希望している方は原価計算の分野はかなり「不要な負担」になるかと思いますがご愛嬌。

会計学は3級を経験した方はその分野がより広くなるだけですのでなんとかなります。今までの積み重ねからくる論点となり、簿記試験初挑戦の方にはまずは暗記ゲームといったところです。

一方で工業簿記・原価計算は全く初めての分野で好き嫌いが激しく出ます。仕訳も書かないで原価をすぐに出しにかかったりするためです。

工業簿記・原価計算はとにかく場数です。論点は多く無いので覚えやすいかとは思いますが、パターンがありますのでポイントを抑えに行くのが肝要です。

テストについてはかなり稀にですが、「それはこの時間内じゃ解けない」みたいなものがあってそこを切り捨てる判断力も重要となります。経理は真面目に・几帳面にやる仕事ですが、この場での目的はあくまで合格することなので案外その辺は雑で問題なしです。

購入したテキスト

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▼過去問題集

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手続_スケジューリング

受験申込は1ヶ月半前くらいからできたかと思いますが、そもそも結構な時間数を勉強しないといけないので、感覚的には3~6ヶ月くらい前から受験することを意識したほうが良いかと思います。

 

会計学の学問としては、まず勘定科目と説き方を暗記する⇒実際に問題を解きまくる。の繰り返しになります。スピードも問われるのでサクサク解けるように試行回数を積む必要があります。私が学習していた時はテキスト理解⇒演習で1日3時間くらいでしょうか。

これといった覚え方があるわけではないのですがとにかく問題とテキストを見る回数を増やすことが大切です。また、電卓を使わないとほとんど何もできないのでしっかり時間を作って、カフェや図書館で勉強をするのが良いと思います。

過去問題集を購入するのがオススメですが、その冊子2周くらいしていれば一定の点数をとれるように自ずとなっているはずです。

(資格の予備校に通われているのであればそこの問題を繰り返し解けばOK)

技能_テクニック

座学なので誰かと一緒に解くとかはあまりに無いですがすでに資格を取得されている方や経理を経験したことのある人が近くにいると質問しやすいので合格への道が近くなるでしょう。ちょっとでもわからないものは素直に聞くか調べる。

そこを怠ると細かいところで書き方のミスとかも生じるので計算できればいいんでしょ、とは中々ならないのが難点です。

また仕訳をたくさんメモ用紙に書いたりするかと思いますが、A4用紙を縦に4等分すると勝手に借方・貸方用のタテ線ができるので便利です。

試験当日いちいち仕訳の線を書かなくても良くなりますのでオススメです。

コミュニケーション

会計の予備校におりましたので仲間も横一線で合格に向けて取り組んでいたのが合格を非常に近づけたかなと今振り返ると思います。

受験者もそれぞれ得意不得意があるので、私は原価計算が苦手だったのでよく友人に教えてもらっていました。ともに頑張る仲間って案外重要です。

■これから受験される方へ

実際の経理畑で勤務してもらうのが一番わかりやすいのですが、まず毎日の仕事においてこの仕訳が何を意味するのかがすぐにわかるようなものが増えました。

また、簿記2級を持っているということはそれ相応の知識を持っていると思われるようで、担当させていただく仕事の幅が広がったのも事実です。

現職企業では経理担当の採用活動も経験しましたが、経理職は意外と人気で尚かつ未経験からスタートできる経理職は数が少ないため、その狭い間口をどう獲得するかという面では簿記2級は最低限欲しい能力だと書類選考の必須となる判断材料としておりました。事務系職種で色のある仕事を目指す方にはおすすめの資格です。

経理を目指していない方に取っては、不要か?とも取られますが、100%不要かというとそんなこともなく、会社の出張費とかで経費精算での勘定科目選ぶ時とか、確定申告も正しくは複式簿記に則って作られているため、いろんな人に関わりがあります。これが全員は全くわからないから、世の中税理士・会計代行の会社が存在しているくらいなので、知っていて損は無い、ただし一定時間の努力は要する、といった資格です。

 

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