【合格体験記】市民後見人養成研修 2017年度(修了)合格!!ぜひ興味を持って!!
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” 2025年問題 ” に向けて市民後見人になってみませんか!!

どんな資格か?

『 市民後見人 』とは、各市町村 ( 地域により活動範囲は異なる ) のセンターに登録している

市民後見人候補者が後見人として家庭裁判所に選任され活動する際の活動基準となるもの。

 

 市民後見人とはどういう人?

『 成年後見人・被成年後見人 』 という言葉なら聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

成年後見人とは

精神上の障害により判断能力が不十分なため契約等の法律行為における意思決定が困難な成年者について

家庭裁判所が選任した後見人等の援助者が本人の意思決定を代行したり

本人の意思決定に同意を与えたりして判断能力を補い、本人の権利を守る制度

勿論、法律関係の勉強をした方々、弁護士や司法書士などの俗にいう ” 士業 ” ・福祉や介護関連の職に

就いているのなら資格取得時に出てくるのでご存知かと思います。

 

個人的解釈では、身内がいない、または身内と疎遠となった高齢者 ( 独居老人 ) 、認知症になり自身で金銭管理が

できない・任せる人がいない。身内や近所・町内の人に金銭管理を任せたことで私的に使われてしまい、生活に

困窮した場合など ( 一定の条件等はあります ) 市民後見人として知識を得た私たちが家庭裁判所の選任を受け

個人の意思を尊重しながら意思決定や金銭管理のお手伝いをする、一種のボランティアです。

( 係る経費は当然頂けます ) 希望により一定の報酬を頂くこともできます。

 

歴 

歯科衛生士専門学校 ( 国家資格取得 ) 主に口腔外科系

コミュニティFM局や広告代理店勤務とメディア関係の経験あり

一般商社 ( 外資系大手企業含む ) 経理・総務・管理等の事務系の職務経験あり

( それに伴うPC関連・秘書等の資格も数件取得 )

食品ロス問題に注目し調理師資格取得 ( 今後も食品に関わる資格取得を目指しています )

医療の実務経験がありケアマネージャーの試験を見据え知識を学びたく2018年度初任者研修課程修了

 

知識_モチベーション

 この資格を知ったキッカケは?

フリーペーパーに載っていた、社会福祉協議会主催の ” 有料ボランティア講習 ” に、何気なく参加したのが

キッカケです。

( 有料ボランティアとは、登録した一般市民同士が低額でボランティアを提供したり委託するモノ )

講習内で、市民後見人フォーラムの開催・その年度の市民後見人講習説明会の告知がなされました。

有料ボランティア講習自体、大変素晴らしいモノであり、参加してみたいと興味が湧いてきました。

 

知識_ストラテジー

 この資格を取得するには?

特に知識や経験などは不要 ( 一般常識的な社会人 ) 。事前に開催される市民後見人講習説明会に参加する

必要があります。

研修費・テキスト等の費用は無料。初回分の資料は事前に郵送され、2回目以降は毎回当日資料が配布されます。

研修内容は、制度の概論・各論・実務と市民後見人に対する

サポート体制・障がい者への理解後見人事務終了時の業務

制度と市町村の関係・家庭裁判所の実際など

パワーポイント形式で作られた資料と

スライドをみながらの受講になります。

毎回、講師が異なり弁護士・司法書士・福祉会・各市区町村の

福祉課や在宅福祉課・家庭裁判所訟廷管理官が行います。

グループディスカッションもあり、5~6人のグループに分かれ事例について話し合い発表する場面もあります。

座学終了日に、地域実習 ( 施設訪問 ) が行われます。自分が参加した際は2グループ分かれ、それぞれ前半は

特別養護老人ホーム。後半は、重症心身障かい児 ( 者 ) 施設もしくは、知的障がい児支援施設に訪問しました。

 

その後2種類のテーマについて、それぞれレポート ( 800~1000字程度 ) を 提出。

レポート含め、全過程を終了した者に各自治体から修了証が交付されます。

修了証交付後、市民後見人候補者への登録についてセンター職員と面接を行い意向確認の上

登録手続きを行います。市民後見人候補者へ登録をした者は、家庭裁判所に候補者名簿の提出を行います。

座学の中で、認知症サポーター講習も行われます。消防署によるAED体験もあり、オレンジバンドを頂き

認知症サポーターにもなれます。

 

手続_スケジューリング

一番注目して欲しい部分です。

研修期間は約2ヶ月半程です。 ( 座学・施設訪問で約2ヶ月その後レポート提出期限を入れ、おおよその目安です )

開催地域により異なると思うのですが、自分が参加した際は9月~10月末まで

殆ど毎週土曜日終日 ( 毎回8時45分~16時35分、小休憩・昼休憩1時間程度 )

施設訪問は10月末日の平日に行われました。

週休2日の企業は多くなりましたが、毎週土曜日のスケジュールとなるとハードルが上がります。

研修課程を、1過程でも欠席・遅刻とみなされた場合は補講が必要となります。講師陣のスケジュールが

ある為、補講は翌年の講座のスケジュールに沿って受講しなければなりません。

自分は当年度で修了できましたが、一緒に参加した友人は仕事で欠席、1過程補講し1年越しの修了となりました。

 

本来、若い世代の担い手が多く必要ですが働き世代にはスケジュール的に難しい部分があります。

自分が受講した2017年度は28名の参加者のうち、見る限り自身の親と同世代やセカンドライフを過ごしている

ような方々が半数位、20歳代と思われる方がほんの数人、30歳代~50歳代が10名程いるか位でしょう。

( 当年度は参加者が多い方だったそうです。翌年は参加者がその半数にもみたなかったそうです )

 

技能_テクニック 

座学は、殆どがパワーポイント形式の資料とスライドをみながらの講義

日頃仕事に追われる社会人としては、睡魔との戦いになる場面もしばしばあります。

ある程度ご年配の方もいらして、休憩時間には完全に疲れ切ったように机に突っ伏している状態をみて

受講者の年齢の幅がわりとあるので、失礼ながらある程度のご年齢の方には少々キツイのかもと思いました。

 

講義の内容が意外にも身近にありそうで、本当に感心すると言うか興味深い知識を沢山得ることが出来ました。

最終目標がテストで合否が決まるモノではないので、毎回有識者から事案や専門知識を傾聴し学ぶ感覚です。

 

コミュニケーション

項目ごとに講師が異なり、時間もわりとタイトなので質問時間は限られます。講義中に質問できない場合は

休憩入り早々と講師が退室する前に積極的に話しを聞きに行くこともありました。

質疑応答時間が取れない場合は、主催の社会福祉協議会の担当者が代わりに受付、次週迄に解答してくれます。

他の受講生とも、コミュニケーションを取るのは昼休憩時間程度ですがグループディスカッションが始まると

毎回メンバーが異なり当然年齢層も異なって来るので、そこから私的な話をするキッカケが出来てきます。

とにかく色々な職業・経歴の持ち主がいました。

 

 取得後はどうなる?

家庭裁判所の候補者名簿により選任を受けることとなります。登録順と言う訳ではないので選任が何時になるかは

分かりません。登録後・選任後には、フォローアップ研修もあり、常に連携体制が整っています。

自分自身まだ選任経験はいなですが、選任後は特段必要なことがある以外は月2回程度の訪問を行い

本人の意思を尊重しながら家庭裁判所の監督のもと事務・金銭管理等のお手伝いを行っていきます。

 

市民後見人は孤独な活動ではありません。当本人に関わる、施設・親族、ケースワーカー・ケアマネージャー

ヘルパー・自治体等の横の関係と連携し時には、各部門関係者と相談しながらの連携活動となります。

 

受験生へ

 こんな話でしたが興味を持って頂けましたか?

ここで資格取得というよりかは『 ボランティアか・・・ 』と、思われる方も当然いらっしゃいますよね??

でも、他人事でも何でもないのです!!もっと身近に考えて欲しいモノなのです。

 

私事ですが、今年の初め頃事だったと思います。親の知人で私自体も昔からとても可愛がって頂いた

70歳後半の女性が孤独死しました。

死後数日経ってから見付かったそうです。寒い北国ですから脱衣場で倒れていたらしく

おそらくヒートショックでしょう。旦那さんは既に他界しており、疎遠な親戚ばかり。

友人や知人は身内ではないので、近くにいるのに何もできない状況が続きました。

市が直接、身内とやり取りをしても返答がないまま約1ヶ月近く隣市の警察署の安置所の中

その女性の亡骸は放置されていました。

薄暗くて狭くて寒く知らない場所に置かれて・・・。何とも言えない気分でした。

結局身内は全てを市に委ね訪れる事もしませんでした。

市に何とかお願いして、知人だけで火葬場でお別れをしました。

その時、本当に悔みました。何の為に自分は市民後見人になったのか。

その女性が亡くなる前に自身の将来を案じて登録してくれていたら。

そんな制度があること自体本人は知らないよなって。

だからこそ、もっとこの資格・制度を多くの方々に知って広めて欲しい。

興味を持って欲し。そう強く願うばかりです。

 

認識してから思うと、もっと多くの人に知って頂き若い担い手を増やしていきたいモノなのに

各社会福祉協議会主催と言う事もあるのか、広報誌の片隅に小さく募集要項が掲載されていたり

各自治体の建物内・ホールや会場内の棚にひっそりチラシが置いてある感じで

ポスターもひっそりと掲示されているように感じます。

自ら気付くのが難しく、たまたま出席した講演会やフォーラム等で偶然知る状況が現状なのかもしれません。

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