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どんな資格か?
この資格は、ディープラーニングを仕事に活かすための基礎知識を有しているかをみる試験です。この上位には実際にディープラーニングを扱う(実装する)エンジニア向けの「E検定」というのがあります。
G検定は受験資格制限がありません。年に2回実施されています。
ディープラーニングは日進月歩の技術ですので、検定・資格実施年毎に2019#1といった実施年号がついてきます。
試験は120分の知識問題(多肢選択式)です。ネットの繋がるパソコンを使ってのオンライン実施ですので、試験会場へ移動する必要がなく、自宅で受験できます。
出題問題はシラバスが決められていて、その中から出題されます。私が受験した2019年3月9日開催分(2019#1)は総受験者数3,436名で合格者数2,500名でした。得点および合格ラインは開示していませんが、たぶん「自分が何割以上取れるか」という「自分との戦い」かと思います。
さすがデジタル系の資格とあって、紙ベースでの申し込みなどの手続きは無く、全てオンラインで完結します。合格通知もPDFで来ます。また、合格者には専用のロゴが使えるようになります。これは名刺とか配布物に挿入できます。
経歴
JDLA Deep Learning for GENERAL検定|2019年1回目合格
学歴 九州大学卒
勤務先 医療関係
得意な科目 生物
不得意な科目 物理
知識_モチベーション
最近、医療の現場にも人工知能(AI)を導入する動きが盛んで、自分の職場でも近いうちにAIを導入する案件が発生しそうな可能性を感じたので、それなら先取りして自分もある程度の話がわかるようにしようと思い受験を決めました。「自分の学習成果を一つの形にしよう」と試験突破を目標にしました。
知識_ストラテジー
試験対策には、この3冊を購入して勉強しました。
- 深層学習教科書ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト(浅川 伸一ら著)
- 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集(スキルアップAI株式会社 明松 真司著)
- AI白書 2019(独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会)
この3冊のうち、まず1)と2)を購入しました。まず1)をノートにまとめるようにして知識の整理をしました。これには初めての内容がほとんどだったので、とても時間がかかりました。しかしAIの歴史、基礎となる知識の整理など、重要な部分でしたので、この学習はとても意義深いものでした。
1)の単元が1つ終わると、その後に2)の問題集を解きました。採点してつまづいていたら、1)の該当ページを読み返していました。
3)はAIに関する最近の世界的な動きを把握することができますが、あまり時間が取れませんでした。
この他、「AINOW」などAIに関するwebsiteを通勤中とか待ち時間などにスマホで見て最新情報とかを見ていました。
手続_スケジューリング
試験申込の開始時期にすぐに受験手続きをし、そのタイミングで上記書籍を購入して勉強を開始しました。1日1時間程度とか、単元など区切りのいい所まで、などを決めて、ほぼ毎日していました。
技能_テクニック
まずは1)の本が教科書と思ってじっくり時間かけてノートにまとめながら頭に入れるようにしました。単元が終わるごとに2)の問題集を解き、理解不足していると思ったら、再度1)の同じ単元をじっくり読む、という流れでした。試験2週間前に2)の学習まで終わったので、3)に目を通しましたが、すごくボリュームのある本で、自分に関連する分野を中心に斜め読みをしたらすぐに試験日になってしまいました。
コミュニケーション
この試験は自分の学習の記録として臨みました。「自分はここまで勉強したんだぞ」という一つの通過点と突破することをモチベーションに学習をしていました。(周囲に言って回って、後日落ちたのがわかって恥ずかしい事態になることを恐れていた、というのが本心でもあります。)そのため、受験することは家族にしか話しておらず、友人や職場の上司にも黙って勉強していました。家族はとてもサポートしてくれましたが、家事の分担などは受験前と変わらず続けるようにしました。
また、合格してから、必要な時にだけ「あ、資格持ってますので」と言うようにしました。言うのが恥ずかしいのではなく、周囲にも合格していそうなくらい知識が豊富な人が多いため、というのが実情です。
受験生へ
実際の試験は問題数が膨大で、最後まで行き着くことも難しいくらいです。1問何分で解いて、とか計算してのぞんでいましたが、遅れが出たらかなり焦りました。また実際、私も最後の数問は時間切れで見てもいません。計算問題もいくつかありましたので、手元に計算用紙と鉛筆は必要と思います。
ただ、まずは1、2)の2冊をクリアしておけば「あ、なんか見たことあるかも」という問題がいくつも出てきました。年2回のチャンスがあるので、自分はどの時期の分を受けようかと狙いを定め、じっくり腰を据えて学習してください。
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